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【書評】近藤克則:「医療費抑制の時代」をこえて-イギリスの医療・福祉政策.医学書院,2004.

■週刊社会保障 No.2298(2004.9.6)から抜粋

「・・・筆者は、このブレア改革を手放しで礼賛しているわけではない。「結論は時期尚早」という現地研究者の意見も踏まえて、医療政策を評価する枠組みそのものを深く掘り下げる研究姿勢が特筆に値する。・・・臨床医出身で日本の医療現場をよく知る著者による日英比較は強い説得力を持っている」

■Monthly IHEP(医療経済研究機構ニューズレターNo.126,2004年11月号,評者岡部陽二専務理事)から抜粋

「イギリスの医療改革における苦闘の歴史と課題を分かりやすく解説し、その考察を我が国への教訓としてまとめられたヴィジョン豊かな政策提言の書となっている。・・・イギリスの医療改革に学ぶべきところは、質が高く公正で効率的な医療の実現には、医療費の抑制ではなく適度な拡大が不可欠である,との筆者の論証には説得力がある」

■からだの科学 No.240(2005年1月号,評者 広井良典千葉大学教授)から抜粋

「イギリスの医療政策の全体像が、このような形で包括的かつ明瞭にまとめられた著作は実質的に見て本邦初といいうる・・・「評価と説明責任の時代」という、より積極的な理念に向けた政策展開のあり方が説得的に提示されている。・・・本書はさまざまな面において画期的・・・今後の日本での医療政策の論議に重要な一石を投じるものである」

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