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千葉大学 予防医学センター内

所在地:千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33​


メールは下記アドレスまでお願いします。

取材申込等:team-kk.cpms【a】chiba-u.jp(近藤+秘書)

 

*ゼミ参加希望については、こちらをご覧になってからご連絡ください。

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FAQ
Frequwently Asked Qestions

よくあるご質問

知りたい質問をクリックしてください。

  Q0. そもそも大学院とはどういうところですか?

  Q1. 研究室はどこにありますか?

  Q2. 研究室の勉強会、抄読会は見学可能ですか?

  Q3. 大学院の授業は毎日朝から晩まであるのでしょうか?それとも週に1日
    くらいの学習機会になるのでしょうか?

  Q4. 研究指導は,どのような形で行われるのですか?

  Q5. 仕事を辞めて大学院に行く人が多いのでしょうか?それとも仕事をしな
            がらでも大学院で学べるのでしょうか?

      Q6. 大学院は,修了するまでに何年間かかるのですか?

      Q7. 研究データは自分で集めるのですか?

      Q8. 既存のデータには,どのようなものがありますか?

      Q9. 英語力はどれくらい必要ですか?

      Q10. 新しい大学院ができると聞きましたが、どのような大学院ですか?

      Q11. 博士課程の修了要件はどのようになっていますか?

      Q12. 論文にもいろいろありますが,学位請求論文とは,どの様なものですか?

  Q13. 具体的に、一週間の流れを教えてください

 

 

Q0.そもそも大学院とはどういうところですか?

 大学院とは,何らかの新しい「知」を生み出す場,それを生み出せる人材を育成する場です.

 知識やエビデンス,知恵などからなる「知」にも,言葉で伝えられる「形式知」と実践するための「実践知」「臨床知」があります.形式知をいくら身につけても実践できませんが,言葉(形式知)にしなければ,徒弟制度で学ぶ以外に広げることはできません.つまり両方必要です.

 また「知」にも消費者と生産者がいます.臨床医は,臨床知については生産者ですが,形式知については消費者です.

 大学院にも,いろいろあって形式知で表現される研究論文執筆に重点を置くところと,実践知を開発・普及できる人材育成に重点をおくところもあります.一般には,前者が研究(を主とする)大学院,後者が専門職(養成を主とする)大学院です.ただし,後者でも「学術の理論及び応用」(学校教育法)の研究=新しい「知」の開発と言語化を求められます.

 つまり大学院とは,何らかの新しい「知」を生み出す場,それを生み出せる人材=「知」の生産者を育成する場です.他の医師,実践家,次世代が依拠するようなエビデンスづくりの面白さをぜひ味わってください.

 学校教育法における定義は以下の通り.

www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317990.htm

第六十五条  大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究めて、文化の進展に寄与することを目的とする.

第六十六条 大学院には、数個の研究科を置くことを常例とする。但し、特別の必要がある場合においては、単に一個の研究科を置くものを大学院とすることができる.

 

Q1 研究室はどこにありますか?

千葉大学西千葉キャンパス工学総合研究棟 I にあります.ゼミの開催場所が日によって変わりますのでよくご確認の上,ご参加ください.

(基本は、西千葉キャンパス+オンラインでのハイブリット開催です。)

 

 

Q2 研究室の勉強会,抄読会等は見学可能ですか?

 はい.時間が不規則なこともありますので,上記のお問い合わせ先にご連絡ください.

 

 

Q3.大学院の授業は毎日朝から晩まであるのでしょうか?それとも週に1日くらいの学習機会になるのでしょうか?

 大学院では,自分の研究をする時間も必要ですので,講義形式の授業は学部などとは違い毎日のようには詰まっていません.研究指導も含め,34単位とれば修了できます.90分授業が半年(15回)で2単位,通年(30回)で4単位ですから,週に2科目(1年で8単位)~3科目(1年で12単位)程度出席できれば,講義科目の単位は2~3年で十分にとれます.集中講義を履修する手もあります.講義系科目で,18単位以上,修得することが求められます.

 

 

Q4.研究指導は,どのような形で行われるのですか?

 講義系の科目以外に,少人数の教室員による演習系の科目があって,その中で研究指導を受けます.先行研究をレビューし,自分の研究計画を立て,データを収集し,分析し,発表し,論文を書き上げ,投稿し,査読者のコメントを受けて修正し,再投稿するというプロセスを,指導を受けながら経験します.研究を本格的にやり出した当初は知らない言葉ばかりで,時間がいくらあっても足りない焦りを誰でも体験します.バイト以外の時間を全て注ぎ込む人もいれば,臨床を続けながら,週一日の研究日と夜と土日と有給休暇だけで論文にチャレンジする人もいます.論文博士では,授業がなく,論文だけで評価されるので,何とかできましたが,とても大変でした.現在は,論文博士よりも,大学院で教育を受ける課程博士の取得が勧められています.

 

 

Q5.仕事を辞めて大学院に行く人が多いのでしょうか?それとも仕事をしながらでも大学院で学べるのでしょうか?

 仕事を一時的に減らして大学院に来ている人が多いと思います.もちろん院生に専念している人もいますが,その多くは生活のためのバイトをしていますので,どの程度減らすのかの問題です.専念している人達は,将来研究者になる選択肢も考えて,一時期,研究に集中して自分の研究者としての可能性を探ろうとしている人が多いと思います.

 

 

Q6.大学院は,修了するまでに何年間かかるのですか?

 大学院(医学系)の博士課程は,原則4年です.ただし,在籍中に,有力な国際誌に2本の論文がaccept(掲載可能として受理)されれば,早期修了して学位取得も可能です.入学後に研究に使うデータベースを作り出すと3年では大変ですが,JAGESなど既存データを使えば,不可能ではありません.

*2021年度以降、近藤克則先生の研究室では、修士・博士課程の学生を受け入れていません。

 

Q7.研究データは自分で集めるのですか?

 自分で集めたデータを分析して論文にまとめる方法と,既存のデータベースを使って研究する方法があります.自分で集める方法では,研究構想からデータの収集,データ入力してデータベースを構築するところまで,すべてを経験できるのが長所ですが,普通それだけで1年から3年という長い時間がかかるのが短所です.一方,既存のデータベースを使うと,データベース構築までの時間をスキップできますが,いずれ研究者になるのであれば求められるデータ収集・データベース構築プロセスを経験できないのが短所です.どちらの方法も,一長一短です.自分の選んだ方法の短所を自覚して,それをカバーする必要があります.

 

Q8.既存のデータには,どのようなものがありますか?

 当教室で使える可能性があるデータベースとして下記の2つがあります.

 

1.JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクト http://www.jages.net/高齢者10万人の縦断研究データです.研究計画を研究会で発表するなどの手続きを踏んで,このデータを使った論文が,すでに国際誌に数十本掲載されています.

 

2.日本リハビリテーション・データベース協議会(Japanese Association for Rehabilitation Database,JARD)のリハビリテーション患者データベース 

http://square.umin.ac.jp/JARD/index.html 日本リハビリテーション医学会,日本理学療法士協会,日本作業療法士も協会,日本言語聴覚士協会も参加する協議会で,その会員であれば,手続きを踏むことでデータ利用できる可能性があります.

開発経過などは → (更新中)

二次利用の方法については → (更新中)

 

 

Q9.英語力はどれくらい必要ですか?

 修士課程なら日本語論文でも学位請求ができます.博士課程では,英語論文が求められますので,ある程度の英語力が必要になります.どちらも英語論文を読める力は必要です.大学受験で英語を勉強したことがある人であれば,普通は大丈夫です.大学院に入ってから,英語文献の抄読や英会話教室に通いながら英語でのプレゼンを経験し,3年くらい努力すれば,多くの場合,国際学会での発表ができるくらいにはなります.(千葉大学にはブリティッシュ・カウンシルやベルリッツからの講師が来る英語の授業もありますので,十分に活用することもできます.)論文執筆はnon-nativeだけでは大きな努力を必要としますが,テーマによっては海外の共同研究者などの協力も得られます

Q11.博士課程の修了要件はどのようになっていますか?

A.大学院設置基準によると「三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う博士論文の審査及び試験に合格することとする」となっています.

 博士論文の基準は大学院毎に定められています.千葉大の場合,通常は4年間在籍し,30単位以上取得し,博士学位請求論文の提出が必要です.早期終了のためには,3年以上在学し,社会的に評価されている学術雑誌に査読を経た原著論文として掲載された論文が2本必要です.

大学院設置基準

www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317990.htm

 

Q12.論文にもいろいろありますが,学位請求論文とは,どの様なものですか?

 学位請求論文は原著論文です.原著論文については,下記の本をご参照ください。

·         学術論文の種類

·         原著論文の構成と書き方

 

Q13.具体的に一週間の流れを教えてください。

 

   【履修のパターンについて(社会人院生博士課程1年目の場合)】

 

 

Q0.
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